【記 録】
(3月7日)
平日の月夜野行きのパスは午後しか出ていないため、それに合わせてゆっくり出掛ける。
少し早めに都留市駅に着いたので、しばらく待つことになった。
バスを道坂(どうざか)隧道で降り、トンネルの左側から道坂峠への急な登りに掛かる。今回はテントと水2Lを背負っているため、さすがに少し重い。
20分で道坂峠に上がり、更に今倉山への登りにとりかかる。急な登りを想定していたが、割になだらかな個所もあり、あまり苦労せずに今倉山頂に着いた。
ここから10分ほど歩いて、御座入山手前に平らな個所があったのでテントを張る。後はのんびりするだけである。夜になると、満月と都留市の夜景がきれいであった。
(3月8日)
テントを張った所は地面が凍っていて、テントの床部分が徐々に湿気っぽくなってしまった。そのため、あまり良く眠れず、早々に起きて、紅茶を飲みながら朝食の用意をする。
明るくなるのを待って出発する。御座入山付近は雪が凍り付いて滑りやすいので慎重に下る。
順調にすすみ、二十六夜山到着は7時20分。この山は「秋山の二十六夜山」と区別するため、「都留の二十六夜山」と呼ばれている。
ここからは長い下りとなり、仙人水を経て、戸沢集落にようやく着いた。
赤坂へのバスの便は極端に少ないため、いつものように赤坂駅まで歩くことにする。駅では絶好のタイミングで富士急線に間に合った。
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